user【週刊】今日から始めるAI生活search
【リサーチ革命】対話型AI検索エンジンPerplexityの新機能「Pages」でスマートキュレーション体験!
対話型AI検索エンジン「Perplexity」が新機能「Pages」をリリース!スマートキュレーション機能を搭載し、効率的かつ直感的に情報を収集・整理できます。新しいリサーチ体験を提供するこの画期的な機能を体験してみてください
like
6
user
テツメモ|tetumemo
2024/06/03

今回は対話型AI検索エンジン「Perplexity」が新機能「Pages」について取り上げました。

「Pages」機能は、まるでブログ記事を書くように、知りたいことを入力すれば、様々なフォーマットでサクサク情報がキュレーションできます。

※以下、「Pages」を「ページ」と表現します。


■「ページ」作成例


  • 営業訪問前の企業分析
  • 主要競合企業の戦略分析
  • スタートアップ助成金の申請方法
  • 年次業界会議のハイライト
  • ビジネスメールの文例や文案
  • リリース済み製品の使用方法のステップバイステップガイド
  • 新興市場における消費者行動分析
  • ビットコインの将来予測
  • Dify入門


など、「調べたい!」情報がPageとして読みやすい形式にまとめることができます。さらに公開してシェアも簡単にできる!


実際に作成したページがこちら 👇️


💡Dify入門ガイド

https://www.perplexity.ai/page/Dify-kl5Q6Pw5Tmiv4KcoCjArZg


上記のページを確認して、早速どんな機能か気になると思いますが、Perplexityをはじめて聞く人向けに情報をまとめておきます。

🔍Perplexityとは?

PerplexityPages1.png.webp
Perplexityの魅力はChatGPTのように使えて、結果には必ず最新の引用元情報が付与している非常に高性能なサービスです。(ON/OFFも可)


その他にも、

- GPT-4o、Claude、Llama 3など高性能LLMが1日600回使える
- DALL·E、Stable Diffusionで画像生成
- コレクション機能で簡易GPTsのように使える

など、様々な機能があります。


実質毎月10ドルで使う方法あり、こちらから申し込めます。


💡Perplexity



また、過去のニュースレターでPerplexityの魅力をまとめていますので、ぜひチェックしてみてください。



あわせて、Perplexity Pages機能でもまとめてみましたので、参考にどうぞ 👇️


💡Perplexityとは?


次は「Perplexity Pages」について掘り下げていきましょう。

📜Perplexity Pagesについて

PerplexityPages2.png.webp
現在、Perplexity Pages機能はPerplexity Pro向けの機能となっていますが、近日中に全ユーザー向けにも公開されるそうです。
また、Perplexity PagesはPCでのみ作成が可能です。

Perplexity Pagesは、あなたの研究を視覚的に魅力的な記事に変える簡単な方法です。フォーマットされた画像とセクションにより、どんなトピックでも深い知識を共有することができます。現在Proユーザー向けに提供中で、近日中に全ユーザーに提供予定です!
引用:Perplexity


💡Perplexity Pagesの紹介|公式


💡Perplexity Pages 日本語解説|ページで作成


📑Perplexity Pagesの注目機能

PerplexityPages01.png.webp

実際にどんなことができるのか?


  • 作りたいページのテーマをAIに投げれば、必要なトピックを抽出して簡単に記事が自動生成。内容のソース元はすべて掲載されているのでハルシ対策もOK
  • 画像の追加や画像生成できる
  • 段落、表、リストを指定することができる
  • 「簡潔」「詳細」でコンテンツの内容レベルを調整できる
  • 作成したセッション(段落のひとカタマリ)は順番入れ替え可能
  • 「公開」ボタンを押すだけで、即完了
  • 作成済みのページはいつでも編集可能
  • 後からコンテンツを足すことも可能
  • 閲覧者は、公開されたページに追加質問もできる


など、充実した機能で知的コンテンツが量産できます!

📜Perplexity Pagesの使い方

Perplexity18.png.webp
それでは実際にページを作っていきましょう。

開始はカンタン、Perplexityのトップページの「ライブラリ」にマウスを持っていくと、「ページ」が表示されますので選択して始められます。


実際に作成するページは、こちらのポストで紹介した「Dify入門ガイド」の作成プロセスを見ていきます。



📙どんなページにしたいのか?

PerplexityPages02.png.webp

最初にこのページを読む読者を想像し、その人向けの記事を作るイメージを持ちましょう。

今回は、Difyをはじめて使う初心者向けのページを作ります。

そこで入力する最初のプロンプトはこちら 👇️


■初期プロンプト

Difyをはじめて使う高校生向けに入門ガイドを作成


この一言だけで作成されたページはこちら(画像) 👇️

※編集を重ねてアウトプットが変化するため、時点でのスクショ画像を掲載します。

PerplexityPages03.png.webp
PerplexityPages04.png.webp
冒頭の書き出し部分だけみても、高校生向けに書かれているので理解しやすい文章になっていますね。

Difyは、GPT-4やClaude 3などの最新のAIモデルを統合したオープンソースのプラットフォームで、生成AIツールの開発を簡単に行えるのが大きな特徴です。本記事では、プログラミングの知識がない高校生でもDifyを使ってAIアプリケーションを作成できるよう、Difyの概要から具体的な使い方まで徹底的に解説します。


📙セッションを追加する

Perplexity6.png.webp

情報が足りない場合、様々な形式を選択してコンテンツを追加することができます。

プロンプトを入力する前に、どのようなアウトプット形式にしたいのかを選択しておきましょう。


  • テキストのみ
  • テキスト+画像
  • 画像のみ
  • 段落形式
  • 表形式
  • リスト形式
  • コンテンツの内容について、「簡潔or詳細」を設定


ブログエディタのようなUIでカンタンに操作ができます。


■追加セッションへのプロンプト

Difyで連携できるサービスについて​

PerplexityPages05.png.webp
■■表形式で出力 👇️

PerplexityPages06.png.webp
📙セッションを編集する

作成したセッションは、「編集」を押すことでアウトプット形式を変更できます。

■「編集」を押して、アウトプット形式を「簡潔」から「詳細」に変更 👇️

PerplexityPages07.png.webp
■■より情報が詳細になって出力 ※プロンプトの変更は不可 👇️

PerplexityPages08.png.webp
■■リスト形式で出力 👇️

PerplexityPages09.png.webp

📙セッションの位置を変更する

作成したセッションで、「もっと」を選択すると、上下に移動することができます。

PerplexityPages10.png.webp

📙セッションにイメージ画像を挿入する

「メディアを追加」を押すだけでイメージ画像が追加されます。

PerplexityPages11.png.webp
■引用元の情報と一緒に画像を掲載されます 👇️

PerplexityPages12.png.webp
PerplexityPages13.png.webp

📙セッションに挿入する画像を生成する

Perplexityは画像生成も可能です。設定からDALL·E3かStable Diffusionを選択することが可能です。

PerplexityPages14.png.webp
私は普段「DALL·E3」を選択しており、精細な写真を出力したい時は「Stable Diffusion」に切り替えています。


■DALL·E3

DALL·E 3は、OpenAIが開発した最新の画像生成AIで、2023年9月21日に公開されました。テキストプロンプトを入力することで、高解像度の画像をリアルタイムで生成することができます。

■Stable Diffusion XL

Stable Diffusion XL(SDXL)は、Stability AI社が開発した最新の画像生成AIモデルで、従来のStable Diffusionモデルよりも大幅に性能が向上しています。


■セッションの画像を生成する 👇️

先ほど追加した画像を選択すると、様々な候補が表示され、一番上に「画像を生成」というボタンを押します。

PerplexityPages15.png.webp
※生成せず、画像をアップロードすることも可能

■「カスタムプロンプト」を押します 👇️

PerplexityPages16.png.webp
■情報を入力します 👇️

  • スタイルに画像のスタイルを入力
  • 主題にプロンプトを入力
チャットボットの会話がPC画面でシンプルに表示されているイラスト

PerplexityPages17.png.webp
■DALL·E3で生成された画像が挿入されました 👇️

PerplexityPages18.png.webp
■同じように、ページTOPの画像も生成して変更します 👇️

プロンプト:

数名の高校生がDifyの授業を受けている。PCにはDifyを使っているワークフローシーンが写っている

PerplexityPages20.png.webp
これで最初のページに比べて、内容と雰囲気がずいぶん変わったと思います。

📙編集後のページ「高校生のためのDify入門」

以下、編集後のページです。
※リンク先は編集を加え、内容が変更されている可能性もあります。


💡高校生のためのDify入門


■編集後のページ(画像) 👇️

PerplexityPages21.png.webp
PerplexityPages22.png.webp
PerplexityPages23.png.webp

📕ページを公開・編集する

こちらは公開済みの画像ですが、右上の「公開」を押すことで公開完了です。

また、「ページを編集」を選択することで、引き続きコンテンツの追加編集が可能です。

PerplexityPages24.png.webp

📕【閲覧者】ページに関連した内容を掘り下げられる

公開したページの下部に、関連した質問が用意されています。

また、チャット欄もあるので、追加質問をすることでさらに知りたい情報へたどり着くことも可能です。

PerplexityPages25.png.webp

💡高校生のためのDify入門


これでPerplexity Pagesの基本機能紹介は終了です。

まだ有料のPerplexity Proにしか提供されていない機能ですが、公式では近日中に全ユーザーに開放されるとアナウンスされていますので、無料ユーザーの方もお楽しみに!


後半は、Perplexity Pagesの活用事例や、もう一歩踏み込んだ編集へトライしたい方向けの内容です。

ここまでの情報でも十分ページは作れますが、細かい制約事項もあります。

そんな制約事項を把握しつつ、「もっと凝った内容にしたい!」「もっとわかりやすく情報を伝えたい!」という方は、この先にお進みください 


もうワンステップ具体的なページ作成のコツを”3点”紹介します。 👇️