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Google検索を超える衝撃の生成AI型新検索エンジン:Perplexity Proが情報収集を変える!
生成AIを組み込んだ対話型検索エンジンとパーソナライズ機能で、あなたの探している情報を瞬時に見つけ出す。ビジネス、研究、日常生活のあらゆる場面で、Perplexity Proが情報収集の常識を覆す。あなたの情報収集体験を劇的に変える、次世代の検索エンジンの実力とは?
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テツメモ|tetumemo
2024/04/01

今回のニュースレターでは、私たちの生活やビジネスに欠かせない検索エンジンについてお話ししたいと思います。


すでに「ググる」で定着してきているGoogle検索は長年にわたって私たちの情報収集を支えてきましたが、近年、新たな選択肢として注目を集めているのがPerplexityです。


Perplexityは、生成AIを組み込んだ対話型検索エンジンを駆使し、AIを組み合わせ、ユーザーのニーズに合わせたパーソナライズされた検索体験を提供します。このニュースレターでは、PerplexityとGoogle検索を比較し、Perplexityが優れている点を具体的な使用例とともにご紹介します。


また、Perplexityを最大限に活用するためのヒントもお伝えしますので、ぜひ最後までお読みください。きっと、あなたの情報収集の方法が変わるはずです。それでは、早速Perplexityの世界に飛び込んでみましょう!



💡PerplexityとGoogle検索の比較

Google検索は、膨大なウェブページをインデックス化し、キーワードベースの検索結果を提供します。しかし結果はSEO対策されたページや、信憑性の低い情報も上位表示されてしまうこともしばしば・・・。


一方、Perplexityは、生成AIを組み込んだ対話型検索エンジンを用いて、ユーザーの質問の意図を理解し、より正確で関連性の高い回答を提供します。


検索性においてPerplexityの優れた点は、以下の3つに集約されます。


  1. 生成AIを組み込んだ対話型検索エンジンにより、ユーザーの質問の文脈を理解し、的確な検索結果を返します。これにより、ユーザーは必要な情報により素早くアクセスできます。
  2. 対話を重ねることで、ユーザーの検索履歴や好みを分析し、パーソナライズされた回答を提供します。これにより、ユーザーは自分に最も関連性の高い情報を得ることができます。
  3. 多言語対応と翻訳機能を備えているため、言語の壁を越えて情報にアクセスできます。これは、グローバルなビジネスや研究において非常に重要な機能です。


少しタイムリーなニュースをPerplexityで検索してみましょう。

通常は無料で使えますので、こちらからアクセスして試してみてください。


💡Perplexity


🔍紅麹 小林製薬 自主回収について教えて

Perplexity Pro3.png
Perplexityは、キーワードを入れて検索するだけで以下の要素を一度にアウトプットします。


  1. 最新の情報をWeb検索し情報ソースを整理
  2. 最新情報をベースに生成AIで最適な回答をわかりやすくアウトプット
  3. 結果に引用元のURLも付与
  4. 画像や動画の情報も合わせて表示
  5. 多言語で出力結果を変更指示できる
  6. 追加質問でさらに情報を深堀りできる


小林製薬の紅麹関連製品の問題について、現在分かっている主な情報をまとめます。

## 自主回収の対象製品

小林製薬は以下の3つの製品の自主回収を322日から開始しました[2][3]

- 紅麹コレステヘルプ
- ナイシヘルプ+コレステロール
- ナットウキナーゼさらさら粒GOLD

大阪市はこれらの製品について、製造年月日やロット番号に関わらず全ての回収を命じる行政処分を出しました[2]

## 健康被害の状況

これまでに紅麹関連製品を摂取した4人が死亡し、100人以上が入院しているとのことです[2]。亡くなった方全員が「紅麹コレステヘルプ」を摂取後に腎臓に症状を抱えていたことが分かっています[2][3]。ただし現時点で因果関係は不明です。

## 原因の調査

小林製薬は一部の原料から「意図しない物質」が検出されたと発表し[2]、複数の大学に独立した分析を依頼中とのことです[2]2月の検査では有毒物質は検出されなかったそうです[2]

## 他社製品への影響

小林製薬の紅麹原料を使用していた他社の食品でも自主回収の動きが広がっています。パン、味噌、せんべい、漬物など、様々な商品が対象となっています[1][4]

## 消費者・事業者への対応

厚労省と消費者庁は合同で電話相談窓口を設置し[1]、小林製薬も健康相談受付センターを開設しています[3]。対象製品を持っている人は摂取を中止し、体調不良の場合は相談するよう呼びかけています[1][3]

政府や小林製薬は調査を進めながら、消費者の安全確保に努めています。今後も新たな情報が明らかになる可能性があります。

Citations
[1] https//www.nhk.or.jp/shutoken/newsup/20240327c.html
[2] https//www.cnn.co.jp/world/35217131.html
[3] https//www.kobayashi.co.jp/info/20240329/
[4] https//www.tokyo-np.co.jp/article/318171
[5] https//www.kobayashi.co.jp/info/20240328/
[6] https//www.youtube.com/watch?v=NycsDoZmXGk
[7] https//www.yomiuri.co.jp/economy/20240330-OYT1T50177/
[8] https//www.caa.go.jp/notice/entry/036992/


■追加指示で簡単に結果を英語に変換

image.png

Here is a summary of the main information currently known about the issues with Kobayashi Pharmaceutical's red yeast rice products, translated into English.

## Products subject to voluntary recall

On March 22nd, Kobayashi Pharmaceutical began a voluntary recall of the following three products

- Red Yeast Rice Choleste Help
- Night Help + Cholesterol
- Nattokinase Sarasara Grain GOLD

The Osaka City government issued an administrative disposition ordering the recall of all these products, regardless of the date of manufacture or lot number.

## Health damage situation

So far, 4 people who took red yeast rice products have died, and more than 100 have been hospitalized. It has been found that all of the deceased had kidney symptoms after taking "Red Yeast Rice Choleste Help". However, the causal relationship is currently unknown.

## Investigation of the cause

Kobayashi Pharmaceutical announced that "unintended substances" were detected in some of the raw materials and has requested independent analyses from multiple universities. Toxic substances were apparently not detected in the February inspection.

## Impact on other companies' products

The movement for voluntary recalls is spreading to other companies' foods that used Kobayashi Pharmaceutical's red yeast rice ingredients. Various products such as bread, miso, rice crackers, and pickles are subject to recall.

## Response to consumers and businesses

The Ministry of Health, Labour and Welfare and the Consumer Affairs Agency have jointly set up a telephone consultation service, and Kobayashi Pharmaceutical has also opened a health consultation reception center. People who have the target products are being urged to stop taking them and to consult if they feel unwell.

The government and Kobayashi Pharmaceutical are working to ensure consumer safety while conducting investigations. There is a possibility that new information will come to light in the future.


生成AIの結果は本当に正しいのか?という問題がどうしても付いてきます。

しかし、Perplexityなら生成結果に「引用元URL」が付いていますので、それを調べてしっかり確認することができます。


以上のように、Perplexityは、Google検索と比較して、より高度でパーソナライズドな検索体験を提供します。

📑Perplexityのベースとなっている大規模言語モデルとは?

なぜPerplexityは高性能な生成結果を出してくれるのか?


それは、とても高性能な大規模言語モデル(LLM:Large language Models)を複数使うことができるからです。


複数のLLMは月額20ドルのPerplexity Proを申し込むことで利用できます。

どのような高性能なモデルが選択できるのか?

主なモデルはこちら ↓


  • GPT-4 Turbo
  • Claude3 Sonnet(GPT-3.5超えの性能)
  • Claude3 Opus(GPT-4 Turbo超えの性能)
  • Mistral Larget(GPT-3.5超えの性能)


その中でも、高性能な「GPT-4」を超えた「Claude3 Opus」が使えるのは本当に凄いことです。


Claude3 Opusは要約、ロールプレイ、日本語の自然な表現など、どれも優れています ↓




Perplexity Pro11-18.png

2024年3月に発表されたAnthropicの大規模言語モデル(LLM)「Claude 3」は、20万トークンまでのコンテキスト長に対応しているほか、わずか2つのプロンプトから量子アルゴリズムを設計可能との報告も挙がっています。今回、AI研究者が大規模言語モデルの相対的な能力を測定するために使用する「Chatbot Arena」において、Claude 3の上位モデル「Claude 3 Opus」がOpenAIの大規模言語モデル「GPT-4」の性能を初めて上回ったことが報告されました。

引用元:Anthropic「Claude 3 Opus」がLLM評価指標「Chatbot Arena」で初めてOpenAI「GPT-4」のパフォーマンスを上回る快挙を達成


最上位モデルのClaude 3 Opusは、GPT-4やGemini等全てのベンチマークにおいて最高 ↓

Perplexity Pro10-8.png
また、写真、チャート、グラフ、技術図などを認識する「ビジョン機能」についても最高得点です ↓

Perplexity Pro11-17.png
こんなに高性能なAIを自由に使えるPerplexity Proですが、気になるのは利用料金。


実は、ちょっと心配になるくらい・・・とてもリーズナブルです。

📑Perplexity Proの料金は?

​仮に、先ほど紹介した高性能LLMを利用する場合、個別に契約する必要があります。


  • GPT-4 Turbo→OpenAIに毎月20ドル支払う
  • Claude3 Opus(GPT-4 Turbo超えの性能)→Anthropicに毎月20ドル支払う


つまり、GPT-4 TurboとClaude3 Opusを使う場合、合計で毎月40ドル必要になります。


一方で、Perplexity Proの月額料金は20ドル

単純に高性能のLLMを切り分けて使いたい場合は、Perplexity Proのみの契約でリーズナブルに利用できます。


さらにPerplexity Proでは「紹介プログラム」が用意されており、紹介コードから登録することで初月10ドルで利用できます。

また、誰かを紹介することで、1人紹介毎に毎月10ドル割り引かれます。


つまり、12人紹介すれば、1年間毎月10ドルで使うことができてしまいます!


💡こちらからPerplexity Proを申し込むことで初月10ドルで利用できます


なお、以降で説明する活用事例では、高性能なLLM「Claude3 Opus」を利用して出力していきます。




📑Perplexityの活用事例を3点紹介

では早速、Perplexityの活用事例を見ていきましょう。

今回紹介するのは以下の3点です。


  1. ビジネスシーンでの活用方法
  2. 学術研究における活用方法
  3. 日常生活での活用方法


それでは各項目を事例と合わせて見ていきましょう。

1,ビジネスシーンでPerplexityを活用する

Perplexityは、ビジネスシーンにおいて多岐にわたる活用が可能です。


1-1,マーケティングリサーチや競合分析


マーケティングリサーチや競合分析の際には、Perplexityを用いて市場動向や顧客ニーズ、競合他社の戦略などを詳細に調査できます。これにより、自社の強みを生かしたマーケティング戦略の立案が可能となります。


🔍世界のEV業界の動向を調べて

image.png

■生成結果 ↓

https://www.perplexity.ai/search/EV-dZZVyh.tRTOZQsGtPU6hvQ


世界のEV業界の動向について、主要国の状況をまとめます。

## 中国

中国は世界最大のEV市場で、2022年の電気自動車販売台数は590万台と世界の約60%を占めています。電気自動車の総台数は1380万台で、世界の電気自動車の半分以上が中国にあります[2]。中国政府は新エネ車(BEVPHEVFCV)の普及を積極的に支援しており、2022年の新エネ車販売台数は約6887,000台、中国自動車販売台数の25.7%に達しました[1]。中国のEV市場規模は2029年までに6,7427,000万米ドルに達すると予測されています[3]

## アメリカ

アメリカのEV普及率は増加傾向にあり、2023年のEV販売台数は約107万台で前年比51%増加しました[4]。テスラやゼネラルモーターズなどの大手自動車メーカーがEV開発を進めています。

## ヨーロッパ

ヨーロッパは中国に次ぐ第2EV市場です[2]EU各国は2030年までにガソリン車の新車販売を禁止する方針を打ち出すなど、EVシフトを加速させています。ドイツでは中国のEV・車載電池メーカーがビジネス拡大を目指しています[1]

## 日本

日本のEV市場は着実に成長していますが、世界の他国と比べるとまだ小規模です。2023年のEVBEV+PHEV)販売台数は約14万台と過去最高ですが、自動車販売全体に占める割合は約3.5%にとどまっています[4]。日本政府はEV普及に向けた補助金制度などの施策を実施していますが、充電インフラの整備などの課題もあります。

世界のEV市場は急速に拡大しており、2030年には電気自動車の普及率が3540%に達すると予測されています[2]。各国政府や自動車メーカーがEVシフトを加速させる中、今後の動向が注目されます。

Citations
[1] https//www.jetro.go.jp/biz/areareports/special/2023/1201/36ff4eee5d8f5019.html
[2] https//ev-charge-enechange.jp/articles/139/
[3] https//www.mordorintelligence.com/ja/industry-reports/china-electric-vehicles-ev-market-outlook
[4] https//turnpoint-consulting.com/media-mobility/evmarket202205/
[5] https//mdb-biz.jmar.co.jp/column/c35
[6] https//eetimes.itmedia.co.jp/ee/spv/2312/12/news077.html
[7] https//blog.evsmart.net/electric-vehicles/current-state-of-ev-shift-in-china-latest-trends-and-outlook-for-2024/
[8] https//www.fortunebusinessinsights.com/jp/%E6%A5%AD%E7%95%8C-%E3%83%AC%E3%83%9D%E3%83%BC%E3%83%88/%E9%9B%BB%E6%B0%97%E8%87%AA%E5%8B%95%E8%BB%8A%E5%B8%82%E5%A0%B4-101678
[9] https//evdays.tepco.co.jp/entry/2023/11/9/000051
[10] https//ev-charge-enechange.jp/articles/126/
[11] https//toyokeizai.net/articles/-/715101?display=b
[12] https//jidoshakyujin.jp/contents/1/13
[13] https//ev-charge-enechange.jp/articles/124/
[14] https//www.businessinsider.jp/post-278150
[15] https//www.nttev.com/column/what_is_ev-shift/
[16] https//toyokeizai.net/articles/-/724052
[17] https//jp.reuters.com/business/autos/F5QA6KG6LZJMNDXZXCSA734BTI-2024-02-28/
[18] https//jp.reuters.com/markets/japan/funds/EQROTCGACZPHHKFBNMN5WHRGHU-2024-03-08/
[19] https//www.jetro.go.jp/biz/areareports/2023/e16ac7211362d2cc.html
[20] https//www.mordorintelligence.com/ja/industry-reports/europe-automotive-high-performance-electric-vehicles-market


概要を生成AIでまとめてくれるので、ザックリ情報をキャッチアップし、後は20個ある情報ソースにアクセスすることもできますし、気になる国や詳細に掘り下げたい内容について追加質問で生成することもできます。


※以降は生成結果が続き、文字量が多くなりますので、出力されたURLをシェアします。


1-2,業界トレンドや最新ニュースのキャッチアップ


また、業界トレンドや最新ニュースのキャッチアップにも威力を発揮します。Perplexityを活用することで、膨大な情報の中から自社に関連する重要な情報を素早く見つけ出し、ビジネスチャンスを逃すことなく対応できます。


🔍GPT-5の発表予測時期は

image.png
情報ソースも8つありますので、気になる情報にアクセス可能です ↓

image.png

■出力結果 ↓

https://www.perplexity.ai/search/GPT5-.FWI.FMqR.GiW6bdMaGiwg


さらに、専門知識の習得やスキルアップにも役立ちます。Perplexityを使えば、自分の専門分野に関する最新の研究成果や技術動向を効率的に学ぶことができます。組織で利用すれば、社員の能力向上とともに、会社全体の競争力強化にもつながります。


以上のように、Perplexityは、ビジネスシーンにおいて情報収集や意思決定のスピードと質を大幅に向上させる、強力なツールと言えるでしょう。


次は学術研究でPerplexityを使いつつ、一緒にPerplexityで画像生成にもチャレンジしてみましょう!