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【時短革命】有料版ChatGPTと同等機能が完全無料!Google AI Studioで"専門家AI"を作り放題
月額20ドルのChatGPT Plusをためらっているビジネスパーソン必見。Google AI Studioなら、有料版と同等の機能が完全無料で使えます。プログラミング知識不要で"専門家AI"を作成できるシステムインストラクション機能も搭載。画期的なツールで実現する、業務効率化の新時代をご紹介します
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テツメモ|tetumemo
2024/11/25

みなさん、こんにちは!テツメモです。


今日は、ビジネスパーソンの働き方を劇的に変える可能性を秘めた「Google AI Studio」についてです。


以前にも記事を書いていますが、AIの進化は目まぐるしくGoogle AI Studioも大幅に進化しています。今回は細かい機能説明は省きますが、24年11月時点の最新情報・性能を交えながらご紹介します。




🔗Google AI Studio


こんな経験、ありませんか??

  • ChatGPTの無料版では物足りない...
  • 毎月20ドルの有料版は高くて手が出ない...
  • AIを活用したいけど、プログラミングの知識がない...


もしこれらの悩みにうなずいてしまったあなた、朗報です!Google AI Studioには、以下の3つの革新的な特徴があります:

  1. 完全無料で有料版ChatGPT級の性能
    • GPT-4oレベルの高性能AIモデルを無料で使用可能(24年11月時点でGoogle AIの性能はOpenAIを超えて世界一)
    • APIも無料枠があり、開発コストを大幅削減
    • 1日のAPI利用制限も緩やかで実用的
  2. 驚くべき使いやすさ
    • プログラミング知識不要で直感的に操作
    • ChatGPTのような対話形式で簡単利用
    • 日本語での利用もスムーズ
  3. カスタマイズ性能の高さ
    • システムインストラクションで専用AIを作成可能
    • 画像認識から動画文字起こしまで多彩な機能
    • 業務に特化した専門家AIを自由に設計


いつも気合が入りすぎて長文になってしまいますが、Google AI Studioの可能性を深掘りしまくっています。一度に読み切るのは大変ですので、ブックマークしてぜひ最後までお楽しみください♪


💡24年11月時点でGoogle AIの性能はOpenAIを超えて世界一 ​



💡まずはGoogle AI Studioの”できること”の大枠を掴むために、こちらのポストをご参考ください。↓



ワンポイントTip:Google AI Studioは「デジタルの料理人」のようなものです。レシピ(プロンプト)を使って、あなた専用の料理(AI機能)を作ることができます。
基本のレシピをそのまま使うことも、アレンジすることも、まったく新しいレシピを作ることもできるんです。しかも、一度作ったレシピは何度でも使えて、改良を重ねることもできます!


次のセクションでは、Google AI Studioの革新的な特徴について、より詳しくご説明していきます。


💫 Google AI Studioの3つの革新的な特徴

Google AI Studio1125_1.png.webp
みなさんは、AIアシスタントを「自分専用」にカスタマイズできたら、どんなことをお願いしたいですか?Google AI Studioは、そんな願いを無料で叶えてくれる魔法のようなツールなんです。


💡議事録作成用のプロンプトを”システムインストラクション”に入力して実行した結果、議事録専用Botが完成 ↓


1. 圧倒的なコスト効率

他のAIサービスと比べて、Google AI Studioが持つ最大の特徴は「コスト」です。


💡APIの無料枠は特に凄く、Gemini 1.5 Flashなら1日1,500回も使えちゃいます! ↓


2. 驚くべき汎用性

Google AI Studio1125_5.png.webp

まるでスイスアーミーナイフのように、様々な機能が詰まっています。

  • マルチモーダル対応
    ブロック崩しゲームのコードも簡単に生成できちゃいます。
    Google AI Studio1125_8.png.webp
    • テキストだけでなく、画像解析が可能
    • 音声認識で議事録作成
    • 動画からの情報抽出
    • コーディングにも強い
  • Web検索連携
    右下のGrounding機能をONすれば、Google 検索からリアルタイムで最新の情報にアクセスできるようになります。
    Google AI Studio1125_6.png.webp
    • リアルタイムの情報収集
    • 信頼性の高い情報源からの引用
    • 最新情報への常時アクセス
  • 多言語サポート
    日本語で入力してもしっかり理解して返してくれます。
    • 日本語での利用が快適
    • 多言語翻訳機能
    • グローバルなコミュニケーション支援


💡特に画像解析がオススメ:SNSのXではよく図解されたプロンプトがシェアされていますが、それをGoogle AI Studioに投げることで正確にリスト化できちゃいます。↓



3. カスタマイズの自由度

Google AI Studio1125_9.png.webp

「システムインストラクション」という機能を使えば、あなただけの専門家AIを作ることができます。
システムインストラクションとは、AIにどのような動きをしてほしいのかの「指示書」になります。コーチング、コンサルタント、経営者、プログラマーなど、人物や用途など多種多様に設定することでAIは様々なキャラクター(専門家)になることができます。

  • 専門家AIの作成
    • ビジネスメール作成支援
    • 会議の議事録作成
    • マーケティング企画立案
  • 柔軟な設定変更
    • AIの性格や話し方を調整可能
    • 出力形式のカスタマイズ
    • 特定分野の専門知識を付与
  • 使い方の例
    • 「丁寧な言葉遣いで、結論から話すビジネスアシスタント」
    • 「マーケティングの専門家として、データに基づいたアドバイスをする」
    • 「技術文書を分かりやすく説明するエキスパート」


💡このシステムインストラクションは他のサービスでも似たような機能があります。こちらのニュースレターでも多く紹介していますので、ぜひプロンプト入手して設定してみてください。 ↓





※今はコレクションという名称が”スペース”に変更されています。



ワンポイントTip:システムインストラクションは、まるでAIに対する「職務説明書」のようなものです。「あなたは○○の専門家です」「△△のような話し方をしてください」といった指示を与えることで、目的に特化した専門家AIを作ることができます。初めは基本的な設定から始めて、徐々に細かい調整を加えていくことをおすすめします。


次のセクションでは、Google AI StudioとChatGPT Plusの具体的な機能比較を通じて、その実力の違いを詳しく見ていきましょう。


📊 Google AI StudioとChatGPT Plusの機能比較

みなさんの中には「本当に無料のGoogle AI StudioがChatGPT Plusと同等なの?」という疑問をお持ちの方もいらっしゃるでしょう。ここでは、両者を詳しく比較してみましょう。

基本性能の比較

以下に、ChatGPT Plus(有料版)とGoogle AI Studioの機能を詳細に比較した表を作成しました。

機能項目

ChatGPT Plus

Google AI Studio

提供元

OpenAI

Google

料金

月額20ドル

無料

使用可能なモデル

GPT-4o、o1-mini、o1-previewなど

Gemini 1.0 Pro、Gemini 1.5 Pro、Gemini 1.5 Flash や試験運用版の最新モデルなど

応答速度

高速(無料版より優先的に処理)

モデルにより差があるが、Flashシリーズは高速

アクセス可能時間

高負荷時でも優先アクセス可能

常時アクセス可能

マルチモーダル機能

画像解析、音声入力(限定的)

画像解析、音声入力、動画解析

カスタムインストラクション

利用可能

利用可能(システムインストラクションに設定)

プラグイン対応

対応(GPTsメインでサードパーティ製含む)

対応(Google製プラグイン中心)

API提供

あり(有料)

あり(無料枠あり)

Web検索機能

利用可能(リアルタイムデータアクセス)

利用可能

音声入力

利用可能(モバイルアプリでの音声会話)

利用可能

画像生成

DALL·E統合による画像生成

利用可能(別リンクのImageFXを利用)

コード生成

高度なコード生成機能

利用可能

ファイルアップロード

利用可能(ファイル解析機能)

利用可能

モデルのカスタマイズ

カスタムGPTの作成が可能

プロンプトのカスタマイズが可能(システムインストラクション

利用制限

1日あたりのリクエスト数やトークン数に制限あり(プランによる)

1日あたりのリクエスト数やトークン数に制限あり(モデルによる)

サポート体制

優先サポートあり

コミュニティサポート中心

対応言語

多言語対応

多言語対応

データのプライバシー

データの保存や利用に関するポリシーあり

データの保存や利用に関するポリシーあり

利用可能なプラットフォーム

Web、iOS、Android、Windows、macOS

Web、スマートフォンのUI対応済み

注: 上記の情報は2024年11月25日時点のものであり、各サービスの公式サイトで最新情報をご確認ください。


それでもChatGPTにはChatGPT 4o with canvasなど唯一無二のオススメ機能もあります!



高度な機能の比較概要(ピックアップ)

🎯 マルチモーダル機能

  • Google AI Studio
    • 画像解析が無料で使い放題
    • Gemini 1.5 Proなら2時間の動画を一括文字起こし可能
    • 音声の文字起こしも無料
  • ChatGPT Plus
    • 画像解析はGeminiより劣る印象
    • 動画処理は非対応
    • 音声機能は限定的


🔍 Web検索機能

  • Google AI Studio
    • Googleの検索精度を活用
    • 最新情報へのアクセスが可能
    • 情報源の信頼性が高い
  • ChatGPT Plus
    • 検索の使い勝手はこちらのほうが良い
    • 最新情報へのアクセスが可能
    • 情報源の信頼性が高い



💻 API機能とセキュリティ

個人的にこれが一番素晴らしい!様々なAIサービスを使う際にはAPIが必要になります。それをコストゼロで提供しているGoogleには大変感謝です!

  • Google AI Studio
    • 無料のAPI枠を提供
    • Googleの強固なセキュリティ
    • 開発者向けツールが充実
  • ChatGPT Plus
    • APIは別料金
    • 基本的なセキュリティ対応
    • プラグイン機能あり



実際の使用感の違い

長所比較

【Google AI Studio】
✔️ 無料なのに高性能(これが何よりも凄い)
✔️ 複数モデルの同時比較が可能
✔️ マルチモーダル機能が充実
✔️ 開発者向け機能が無料

【ChatGPT Plus】
✔️ インターフェースが親しみやすい
✔️ プラグインのエコシステムが充実
✔️ コミュニティが大きい


短所比較

【Google AI Studio】
システムインストラクションの設定がわかりにくい
➖ インターフェースがやや技術的
➖ プラグイン機能はGoogleで限定的

【ChatGPT Plus】
➖ 月額料金が必要
➖ API利用は別料金
➖ マルチモーダル機能が限定的


ワンポイントTip:Google AI Studioは、無料でありながらChatGPT Plusと同等以上の機能を提供しています。特に、画像・動画・音声の処理能力や、Web検索の精度では優位性があります。ただし、UIが技術よりで最初は使い方に戸惑うかもしれません。まずは基本的な機能から始めて、徐々に高度な機能を試していくことをおすすめします。


次のセクションでは、Google AI Studioの基本機能について、具体的な使い方を見ていきましょう。


🔮 基本機能でここまでできる!

みなさん、高級レストランで美味しい料理を頼むとき、まずはメニューをじっくり見ますよね。Google AI Studioも同じです。基本機能を理解することで、より効果的に活用できるようになります。

1. チャットボット機能を使いこなす

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左側の「Create New Prompt」から開始します。

基本的な使い方
Google AI Studio1125_11.png.webp

  • モデルの選択
    画面右側の「Run settings」の「Model」から:
    - Gemini 1.5 Pro:高性能で複雑な会話に
    - Gemini 1.5 Flash:超高速レスポンスが必要な時に
    - 他のモデル:用途に応じて選択可能
  • Temperature設定
    創造性の調整(0.01.0):
    - 0.2:事実に基づいた正確な回答
    - 0.5:バランスの取れた応答
    - 0.8:より創造的な提案

実践的な使用例

結果が出力されたら、右上のボタンから一括コピーできます。

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【ビジネス文書作成の場合】
Temperature 0.3
プロンプト例:
以下の内容で報告書を作成してください:
目的:月次営業報告
対象:経営陣
重視点:数値データと今後の展望

各モデルについて
Google AI Studio1125_10.png.webp

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モデルのカテゴリーに「PREVIEW」とありますが、こちらには試験運用Modelが追加されます。最新版で最高峰のAIモデルをいち早く試すことができます。

2024年11月現在で世界一のモデル「gemini-exp-1121」も利用できます。


💡Geminiの各モデルについて


2. 画像・音声・動画の活用法

画像認識機能

  • 文字の抽出
    • 名刺やレシートのテキスト化
    • 手書きメモのデジタル化
    • 表やグラフのデータ抽出
  • 画像の分析
    プロンプト例:
    この商品画像から以下の情報を抽出してください:
    - 主要な特徴
    - ターゲット層
    - 改善点の提案

音声・動画処理

  • 会議の文字起こし
    • 1時間の動画を一括処理
    • スピーカーの識別
    • タイムスタンプ付きの書き出し



3. Web検索と情報収集のコツ

効果的な情報収集

【市場調査の例】
プロンプト:
[業界名]の最新トレンドについて、
以下の観点から調査・分析してください:
1. 市場規模と成長率
2. 主要プレイヤーの動向
3. 新技術の影響
4. 今後の展望

検索結果の活用

  • 情報の信頼性確認
    • 複数の情報源のクロスチェック
    • 公式データの優先参照
    • 最新情報の確認
  • レポート作成支援
    プロンプト例:
    収集した情報を以下の形式でまとめてください:
    - エグゼクティブサマリー(100字)
    - 主要ポイント(3点)
    - 詳細分析
    - 推奨アクション

ワンポイントTip:Google AI Studioは、まるでスイスアーミーナイフのように多機能です。最初は一つの機能に絞って使い始め、慣れてきたら他の機能も試してみましょう。
特に、Temperature設定は出力の質を大きく左右するので、用途に応じて適切に調整することをお勧めします。また、プロンプトは具体的であればあるほど、望む結果が得られやすくなります。


次のセクションでは、これらの基本機能を活用した具体的なビジネスでの活用例をご紹介します。


💎 ビジネスでの活用例

みなさん、せっかくの高性能AIツールも、具体的な活用イメージがないと宝の持ち腐れになってしまいますよね。ここでは、Google AI Studioを使った業務効率化の具体例をご紹介します。

1. 会議の自動議事録作成

基本的な使い方

  1. 会議の録音または動画ファイルを用意
  2. 「+」ボタンからファイルをアップロード
  3. 以下のプロンプトを入力:
この会議の内容を以下の形式で議事録にまとめてください:
- 会議概要(日時、参加者)
- 主な議題と決定事項
- アクションアイテム(担当者、期限)
- 次回会議の予定

活用のポイント

  • 1時間の会議も数分で文字起こし
  • スピーカーごとの発言を区別
  • 重要ポイントの自動抽出


2. マーケティング資料の作成

プレゼン資料作成支援

プロンプト例:
[商品名]のマーケティング戦略について、
以下の構成でプレゼン資料の内容を作成してください:

1. 市場環境分析
2. ターゲット顧客の定義
3. 競合分析
4. 差別化ポイント
5. 販促施策案
6. 期待される効果

各スライド3-4つの要点で、
データや具体例を含めて作成してください。

SNSコンテンツ計画

プロンプト例:
1ヶ月分のSNS投稿計画を立案してください:
- 投稿頻度:週3
- ターゲット:25-35歳の女性
- 商材:オーガニックスキンケア
- 重視点:季節感、トレンド、エンゲージメント率


3. カスタマーサポートの自動化

FAQ自動生成

プロンプト例:
[製品名]について、以下の観点からFAQ
作成してください:
- よくある質問(10項目)
- 各質問への詳細な回答
- トラブルシューティング手順
- 問い合わせ先情報

返信テンプレート作成

シチュエーション別の返信例:
1. 商品の到着遅延
2. 返品・交換の要望
3. 商品の使用方法
4. クレーム対応

各シチュエーションに対して:
- 謝罪・共感の表現
- 具体的な対応策
- フォローアップ方法
を含めて作成


実際の導入効果予測

あくまでAI活用の私の目安ですが、活用することで体感的にはこれくらい時短できている印象です。

作業時間の比較:

  • 会議議事録作成:Before:60分 → After:10分
  • マーケティング企画立案:Before:240分 → After:60分
  • カスタマーサポート対応:Before:15~20分/件 → After:5分/件

品質向上効果

  • 一貫性のある文書作成
  • 重要ポイントの見落とし防止
  • データに基づいた提案の充実


ワンポイントTip:Google AI Studioは「デジタルの同僚」として考えると活用しやすくなります。例えば、会議では「議事録担当」として、企画では「アイデア出しの相談相手」として、カスタマーサポートでは「回答案の作成者」として活用できます。最初は小さなタスクから始めて、徐々に活用範囲を広げていくことをお勧めします。


次のセクションでは、より高度な活用法として、システムインストラクションを使った専門家AIの作成方法をご紹介します。




💡みなさん、ここまでGoogle AI Studioの基本的な機能と活用法をご紹介してきました。基本機能だけでも十分強力ですが、「もっと自分の業務に特化したAIアシスタントが作れないかな?」と思われている方も多いのではないでしょうか。

有料エリアでは、以下の内容を詳しくご紹介します:

  • すぐに使える専門家AIのプロンプトテンプレート
  • 業界別カスタマイズのコツ
  • プロンプトのアレンジ方法
  • よくあるトラブルの解決法

これらのプロンプトを活用すれば、AIの専門家がいなくても、あなただけの「デジタル専門家チーム」を作ることができます。

それでは、実践的なプロンプトの作り方から見ていきましょう!